東京に降り立った!

田舎から深夜バスで東京に来た。

ガタゴト揺れるバスでろくに眠れずコンディションは最悪だったが、バスターミナルを降りて早朝の新宿駅の前に降り立った時、自分は自由だという実感がひしひしと感じられた。


実は上京はこれで三回目である。

一度目は、二十歳くらいのころに自動車会社の期間工としてやってきた。東京の青梅市というところだ。

二度目は、2017年の年始から五月あたりまで東京二十三区内で暮らした。

この文は今ネカフェのようなところで書いているのだが、この時もネカフェ難民だった。シェアハウスに住んだこともあるが、知らないおじさんとの相部屋に耐えられず一ヶ月でそこを出た。


そして今回、三回目の上京となる。

仕事も住むところも決めずに出てきたのは、前回の経験からなんとかなるだろうと思ったからだ。

僕は学歴もなければ職歴もろくにない。おまけに長期引きこもりで社会不適合者だ。

貯金なんかもちろんないし、東京に知り合いもいない。それでも家にずっといるのは耐えられなかった。

知らない土地でやり直したい、自由に生きたいと思った。

そんなわけで東京にやってきたのだ。

前回なぜ東京に行ったのかという話はまた今度話そう。


とりあえず先ほども言ったネカフェのようなところ(以下、ネカフェ)に入り、仮眠を取った。

それから富士そばで紅生姜天そばを食べ、宿に帰り寝転がりネットをして時間を無駄に過ごした。

そして、ふと思い立ってブログを書いてみようと思った。

日記にもなるし、自分の気持ちや考えを整理できていいかもしれない。それにこの生活を記録して発信したい願望も沸き起こっていた。


おそらく更新頻度は遅くなるだろう。

くだらない底辺の日常の垂れ流しになるかもしれない。

それでもこのブログが生きる糧の一つにでもなったらいいなって思う。